イノベーションの知恵:前編

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イノベーションの知恵
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超入門失敗の本質で
野中郁次郎先生の名前を久方ぶりに拝見したので
これも何かの縁と思い、1冊手に取ってみました。

超入門失敗の本質
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478016879/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&tag=isobookreview-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4478016879

買う時もかなり躊躇しましたが読み始めもかなりの抵抗があ
りました。
しかし事例も豊富なため、読み始めると思ったよりも読めてます。
とりあえず2章まで読み終わりました。

視点が野中先生っぽいなと感じたのですが、アメリカ的な
理論的三段論法ではイノベーションが生まれないとし、
実践的三段論法こそイノベーションを起こせるとしたところ
が面白いです。

理論的三段論法

大前提:全ての人間は死ぬ
小前提:ソクラテスは人間である
結論 :ゆえにソクラテスは死ぬ

結論の論理的な真偽を問うことはできるが
知の創造性も生産性もない

実践的三段論法
大前提:何を知りたいか(目的)
小前提:どう知るか(手段)
結論 :どう実行するか(行動)

結論が行動に結びつくので
新たな知の創造が生まれる

とのこと。
事例で面白かったのは、意図的などうか分からないのですが
旭川動物園の事例と京都の堀川高等学校の事例が同じ章
にあったことです。

旭川動物園では動物を行動展示にした。
その背景は動物はどうするのが一番幸せで、何を見せるのが
一番面白いかという根本的な話から始まっている。

また堀川高等学校でも、人の本質は何かというと
「知る」にあると位置付け、研究をさせ「知る」を刺激し
単なる受験するということではなく、大学に入って
研究テーマを深めたいという気持ちを喚起させること
にしている。

そもそも動物ってどうしたいものか?
そもそも人間ってどうしたいものか?

旭山動物園の事例編の一番最後の言葉が印象的で

「人間は空を飛べないからと言って何も苦しくはありません。しかし、
何か出来る可能性があるのにできない時に、苦しみを感じるでしょう。
それが地獄です。自分が生きている目的を実現しようとするとき、それ
に向かって生きられないのは地獄で、人間も動物も同じです」

とある。
テレビ番組で「続きはCMの後で」と言われると、とりあえず
CMの後だけ見ようかと思うが、これも「知りたい」という小さな
地獄を利用した構成なんだろうと思う。

実践的三段論法の大前提の目的とは商品で言うところの
コンセプトになる。
うちのサービスが受けているのも私は個人的にコンセプト
のおかげだと思っている。

人間の本質や仕事の本質やビジネスの本質
からコンセプトを作り、手段を選択し、行動する

本質に迫ったコンセプトを新たな事業に練り込み
イノベーションを起こしたい。

よし!やるだけ!

3章以降も楽しみな事例が盛り込まれているので楽しみです。

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このページは、山口智朗が2012年5月 5日 23:19に書いたブログ記事です。

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