インディカ米を炊く炊飯器のキャッチコピーは?

| コメント(0) | トラックバック(0)
100万台/年。

インドでのパナソニック製炊飯器の販売台数です。
今年達成予定とのこと。
すごい台数と思いながら、まだまだ普及率で言うと
5%程度とのこと。パナソニックさんの市場シェアは70%。
インドはいろんなものがまだまだ売れる土台があるなと感じます。

余談ですが、車でさえ普及率は5%程度。なのに大渋滞。
渋滞の理由は台数だけじゃないにしても今の状態で5%なのに
日本並みに売れたらいったいどうなるんだろうと思います。

インドでの炊飯器。炊くお米はインディカ米。
日本のコメとは違います。つまり炊飯器の構造も同じではだめ。
パナソニックホームアプライアンスさんは現地法人として1から
全てインドの市場に合わせた炊飯器を製造・販売してきています。
現地法人を作って20年とのこと。今でさえインドですが20年前から
インドって宇宙に旅行するくらいの感覚だったのではないかと思います。
今のチェンナイを見てもまだまだ何もできてませんし。

パナソニックさんの炊飯器、現在はTV CMの効果もあり、すごい勢い
で売れているとのことです。そこで私が気になったのが売り出すキャッチ
コピー。日本のコメだったら

「ふっくら、つやつや、お米が立つ、もちもち」

というキーワードではないでしょうか。一方インディカ米は日本の米とは
そもそも特性が異なります。ふっくら、ふんわりしちゃいけないわけですし、
したとしてもインド人には訴求されない。

さっそく現地法人社長にお聞きすると米の美味しさを伝えるなら

「パサパサ、パラパラ」

とのこと。ただし現状は炊飯器で炊いたものが既存の炊き方よりも
ちょっとだけべっチャリ気味とのこと。
なので

「簡単、自動、お手軽、窯にこびりつかない」
さらに
「一緒に野菜を蒸せるし、カレーも作れちゃう」

という味ではなく使い勝手で訴求しているとのこと。
実際はIHで炊くと

「パサパサ、パラパラ」

でインディカ米らしくおいしく炊けるらしいが値段が高すぎて
売れないとのこと。
炊飯器の構造も日本と大きく異なり内釜もアルミ製でプレスして
片抜きしていました。まだマイコンもでておらず、電気釜と言うだ
けのようです。なので日本と同じ状態になるにはマイコンになって
IHになるというステップがまだまだあるとのこと。
内釜も日本製はアルミせいじゃないですし。

つまりある程度時代はかぶるものの、

・電気炊飯器の普及
・マイコンへの移行
・IHへの移行

という3サイクル以上の市場があると考えられます。
その市場シェアを70%押さえているってすごいことです。

所変われば食べるものが変わり、好みが変わり、市場が変わり
売り出し方が変わる。

これを知っただけでもインドに来た価値を感じます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://sokengroup.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/96

コメントする

アクセスカウンター
テレクラライブチャット出会いメル友

このブログ記事について

このページは、山口智朗が2011年2月10日 02:46に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「インド人と2対1」です。

次のブログ記事は「使い勝手がとことん悪い高級ホテルって」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ