iPadのCMと事業展開の共通性

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帰宅後夕食を済ませ、キッチンで洗い物をしていると
(家族はとっくに済ませてるので全部自分でやります)

テレビから

「たたた、たらたたった」
「たたた、たらたたった」
(一応iPadのCMミュージックのつもり)

とiPadのCMミュージックが流れてきました。
洗い物をしているにもかかわらず
何度も見たことがあるにもかかわらず
手を止めてCMを覗き込んでしまいました。

すごい惹きつけるCM。
始まりは単調なベースライン。
1ベースラインで1iPadの使い方。

ベースラインに新たな音が付加され
新しいiPadの使用方法が紹介される。

1使用方法3秒程度

音がどんどん付加され複雑な音を醸し出し
ながら音から音楽に近づいていく。

そして最後はベースラインの音を変化させる。
ベースラインの音の変化には意味があり
これまで「見る」という用途だったiPad
が「聴く」という用途に変わる。
それをベースラインの音を変えることで表現
している。

最後のベースラインの音の変化がなんてかっこ良いんだろうか。

iPadのCMは、長さが15秒で5つの用途を紹介するために
5通りの違った表現方法を行った。しかしベースラインは変えない。

変わらないものと変わるものを同時に表現しているといえる。
iPadを使うという変わらなさ。
iPadを使うが用途は様々であること。
これを表現しているわけだ。

この変化と不変のありようは成功する新規事業の展開方法と類似している。
成功している新規事業は不変な部分を持っている。
ある部分を変化させることによって投資が少なく、リスクが少ない領域
で勝負をすることができることになる。

アップル自身がまさにその権化ともいえる。
iPad、iPhone、iPod、どれも機能や技術面で重なり合っている。

花王のヘルシアの成功にはエコナの技術がある。
オフィスグリコの成功には置くものを薬からお菓子に変化させた。
AKBは20年という時を経過しておにゃんこ倶楽部を再構築した。
もしドラは高校野球と小説という舞台で脚光を浴びた。
ユニクロは既存のものの素材を開発したことで高い下着を飛ぶ
ように販売した。

全てを変えて成功させるのは難しい。
1音1音を付加するか、ベースラインのみを変えるのか
それを一つずつ検証することで安全に新規事業を展開させることができる。

今のリソースを活かして事業を伸ばすならアップルのCMのように1音1音を
変化させることをぜひやってほしい。

よし!やるだけ!

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このページは、山口智朗が2011年2月 1日 00:44に書いたブログ記事です。

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